北海道ライブラリー

アイヌ文化

家のまわりの様子(帯広市:大正時代終わり頃)

家のまわりの様子(帯広市:大正時代終わり頃)

主屋の周りには、祭壇や熊檻(おり)、倉などを設けることがあります。祭壇は、神々が出入りするとされる窓の外側正面に設けます。
 家から少し離れたところに、ごみ捨て場を設けました。糠や炉の灰などはごみと別にすることもありました。 そのほか主屋の周りには、魚や肉などを干すための棚や竿、洗濯物を干すための竿などを設けることもありました。風や雪をよけるために、カヤなどで垣を設けるところもありました。

写真提供:一般財団法人アイヌ民族博物館

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